骨盤底筋を意識した立ち方
こんにちは!
今日はよく耳にする骨盤底筋について書こうと思います。
・骨盤底筋って?
骨盤底筋(群)は、骨盤の底の穴を塞ぐように付いている筋肉です。
身体の下から内臓を支える役割をしています。
骨盤底筋の働きが弱まると、トイレのコントロールがしづらくなったり、内臓が下がることによって消化能力が落ちたり、便秘に繋がったりと様々な不調に繋がります。
反対に骨盤底筋が鍛えられれば、内臓を支える力はもちろん、骨盤から姿勢を整えることに繋がったり、全身の安定感を作ることにも役立ちます。
とっても大切なところだけど、どうやって鍛えたらいいのか?分かりづらい部分でもありますよね。
さっそく立った姿勢でどんな意識をするのか見ていきましょう♪
・骨盤底筋を意識した立ち方
①足を腰幅くらいに開き、背筋を伸ばして立ちます。
足裏のバランスが偏らないよう、つま先側と踵側に均等に重心を乗せましょう。
②おヘソの下を軽く引き締めます。
少しキツめのズボン(って最近言いませんよね)を履いて、ジッパーを閉める時のようなイメージです。
③お尻の穴もキュッと締めましょう。
おヘソの下とお尻の穴、前と後ろからサンドイッチするように閉めるとこで、骨盤の底全体が引き締まります。
一度力を入れたら、フッと力を抜いてみましょう。下腹部が重たく下がる感じが分かりやすいと思います。
座ってやる場合もポイントは同じです。骨盤を起こして背筋を伸ばし、おヘソ下とお尻の穴をキュッと締めます。
やり方は以上です!簡単でしょう?
難しいのは、この状態を持続しようとしたり、必要な時に必要な分だけ力を引き出すことなんだよな〜。と思います。
ヨガでは立位のポーズやバランス系のポーズで「バンダ」という下腹部を締める意識を使います。ピラティスでは、エクササイズ中は常に骨盤底筋を締めた状態を維持します。
どちらも最初はすぐに緩んでしまったり、忘れてしまったり、身体の他の部分まで力ませてしまったりするんですが、続けていくと、ピンポイントで必要な力を引き出すことが出来るようになってきます。
私はウォーキングしていて、骨盤の底から上半身が安定して歩けているな〜と感じる時に、やってて良かった!と思うことが多いです。歩くことが快適に感じられるなんて地味だけど嬉しいですよね。
小さなことが少しずつ身についていくことも、ヨガとピラティスの良いところだとしみじみ思います(*^^*)
いつでも気づいた時からでいいので、背筋を伸ばして、下腹部をキュッと締めてみてくださいね♪
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みなとヨガ・ピラティススタジオ
佐渡市両津湊260(県道65号沿い) (有)両蒲内、 2階が会場になります。
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