みなとスタジオ日記

新潟県佐渡島のヨガ・ピラティススタジオです♪

倒立練習会の思い出など

今月に入って自分による自分のための練習がまとまってできる時間ができてすっごく調子を取り戻してきた感があります。ほんの一月ちょっとの間だと思うのですが、純粋にさあ練習しようと思ってできる時間が少なかったんだなぁと気づきました。

 

私の場合やっぱり自分がやっていて楽しいということが第一で、その一番のところがあやふやになると急に諸々のことがうまくいかない感じになります。

なんか、インストラクターとしてやっていかなくては

とか

稼がなくては

という動機では全然動けません笑

 

だめじゃんって感じですが、真実!

もっと練習したい、学びたいって思うと急速にあ、やろうって思えます。

インストラクターとしても、そこんところのおもしろさを

みなさんにお伝えしたいな〜っていうのが大きいように思います。

練習を通して、しばらく遠くに行きそうだったこの感覚が戻ってきてくれて嬉しいな〜と。

 

さて倒立練習会の話ですね。

いつも東京でお世話になっている先生が今度新潟に来まして、

2日間練習にJoinさせていただく予定です。

倒立練習会と、拡大版ハタヨーガのクラスを受けてきます。

 

先生の倒立練習会には2015年にも一度参加しています。

 

当時自分で倒立の練習をしていたんですが、完成には至らず

壁に向かって、反動をつけて脚をえいっと振り上げて

運か筋力か何かによってピタっと止まれる位置を探す

みたいな練習法でした。

まったく成功しないので、私は倒立のセンス全然ないんだ〜と思っていて

練習会に行った時も、

 

「まあこの一回でできるようにはならないだろうな」

と思っていました。

でも結果、この参加した回で倒立ができるようになりました。

 

先生が私に指導してくれたのは、

肘の開き加減、組んだ手のひらにしっかり頭を固定する感覚、

顎の引き、それからあばらの締め加減

だったと思います。

その4つのポイントで、両肘と頭頂部の三点で逆転した身体を支えて

脚が真上に伸ばせるところまで持って行ってもらえました。

 

その時の感動は忘れられません。

だって、絶対できねーなって思ってたから!

 

私の印象では、倒立ってなんかだ運動能力を駆使して

ピタっと感覚でいいところに止まるというような

「センスによるもの」なポーズだったのですが

 

この日を境に

身体のポイントを一つ一つ意識していけば

積み木を一つ一つ積み上げるように着実にできるもの

に変わりました。

 

特に最後に脚を上げていく時にバランスの要のなったのが

最後に指摘を受けた「あばらを締める」感覚。

私はもともとここの感覚が弱くて、例えば

ダウンドッグの時にも胸が反る

のように、あばら=胸郭が広がっているのがデフォルトな感じでした。

 

三点倒立では、上半身を逆さまにしてからつま先が少し浮いたところで、一旦安定ましす。

そこから脚を上げていくときには、また別のバランスを使うのですが

いざ、その脚を上げるぞっていうところでつまづいた時に、

「ここを締めてみて」という先生のアドバイスがすっごく入りやすかったのを覚えています。

ピラティスの呼吸で使っている部分と同じ場所だったので。

 

この胸がペロ~ンと常に張り出している感じ、

特に女性は同じ癖の方がけっこういらっしゃると思うのですが、

指摘を受けてもなかなか普段から自然に締めておく感覚は身につきづらいもの。

 

私も倒立の際は気をつけたり、ダウンドッグや立ち姿勢でも、

胸郭を締める…締めるぞ…と思ってはいたものの

本当にこの感覚が安定して保てるようになったのは最近になってからです。

 

今年ピラティス養成講座やブラッシュアップ講座を受けて

胸郭を安定させておく感覚はこうか!と体感できた瞬間がありました。

それまでは、特定のポーズの時やエクササイズでできている時もあったけど、

普段からずっとできているかというとそうではなかったのが

きちんと身についた感覚。

 

こういう発見がたまにあるのがめちゃくちゃ面白いのですよね〜。

 

そんで、最近は倒立もしばらくやっていなかったのですが

もうすぐ練習会もあるので少し練習してみました。

コンスタントに続けているときは、反動は使わずに

着実に進められていたはずの過程が、

あれっ?不安定!

忘れちゃってるな〜となりながら。

落ち着いて2回目には、着実な手順を思い出しながら

ああ、こうだったこうだった と身体も思い出していく!

これも楽しい感覚です。

 

ヨガはけっこう、なんでこんなことするのかな?っていうポーズがありますが

倒立もわざわざ逆さまにならんでもって感じですよね。

そういうわざわざそんな状況になぜする?というポーズは、

階段を一段踏み外したとか、ぶつかりそうでギリギリ避けたとか

日常でヒヤッとするような感じを

自分の意識下でコントロールしながら再現するような

そんな感じなのではないかと思いながらやってます。

 

非日常感でいろいろ刺激されつつ、平静でいるというような。

ピラティスは非常に論理的だけど、ヨガはこういうところがおもしろい。

私の場合は、ピラティスもヨガもやっていて

両方相乗効果のように感じられることがままあるので、どっちもやまらんのですね。

 

また今度の練習で刺激をもらって充電してこようと思いますよ〜。

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みなとヨガ・ピラティススタジオ
佐渡市両津湊260(県道65号沿い) (有)両蒲内、 2階が会場になります。

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