無意識を意識的にすることの意味。
こんにちは。春香です!
私たちは普段、自分の身体に対して圧倒的に無意識です。
例えば歩く時に、「今右足を出し、次に左足を……」
と考えなくても無意識にしているし、
立っている時に足の指が5本ちゃんと地面に着いているのか?
考えることもほとんどありません。
こうやって無意識に身体が動いてくれるのは
そういう運動の学習を赤ちゃんのころからしてきて
私たちが得た『能力』でもあるのですが、
大人になって何歳になっても
子どものころに習得したものだけで生きていくのは
だんだんと無理が生じてきます。
無意識な身体の使い方で
『いつのまにか』身体のあちこちが痛くなっていたり
『気づいたら』姿勢が悪くなっていたり……。
実は赤ちゃんは立ち上がるまでに自然にさまざまな運動をして
機能的な身体の使い方を覚えていくのですが
(めちゃくちゃ素晴らしい、生き物としてプログラムされた神秘のチカラを感じます。)
そのあとに関してはひたすら自己流でやるしかなく、
また日常生活というのは非常に限られた動作しかしないで済んでしまいます。
どうしたら身体に負担がかからないのか。や
どこの筋力を保っておくと快適な姿勢が保てるか。などの
正しい運動方法的なものを学ぶ機会がない上に
本当は使えるはずのたくさんの機能や力を
大切にしまったまま過ごしているのですよね。
(なんかすごいことを言っているように思えますが、肩を回すとか、股関節を曲げ伸ばしするとか、そういうレベルのことです笑)
そうやって長い人生の間の
たくさんの無意識の積み重ねが
今の自分の姿勢や、身体の状態を作り出しています。
この無意識の積み重ねに対抗する最初の一手は
やはり意識を向けることだと思います。
立っている時の重心はどこにあるのか。
足の指は一本ずつ曲がるのか、自分の意思で動かせるのか。
意識を向け、気づいて、そこからじゃあどうしよう。となる。
そういうことをコツコツ続けるのは結構地味で
華やかなヨガのポーズやかっこいいピラティスのエクササイズとは
イメージがかけ離れているかもしれないのだけど
その地味でコツコツした土台があるからこそ
身体は喜んで、持っている機能を存分に発揮してくれるのだと思います。
私たちの身体は、運動神経のある・なしとは関係なく
本来素晴らしいチカラを備えています。
身体がやわらかくなりたい。
いい姿勢になりたい。
きれいなボディラインになりたい。
そう思ったら、ぜひまずは自分の身体の隅々に意識を向けて
見て、触れて、声を聞いてみてくださいね。
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